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【プログラム紹介】リフレーミング

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こんにちは、リウェル代々木センターです!

私たちは、精神疾患などで休職中・離職中の方に向けて、復職や転職のための再発防止プログラムを行っている就労移行支援施設です。

今回はプログラムのひとつ、「リフレーミング」についてご紹介します。

「リフレーミング」は、物事の捉え方を変えたり、暗い気持ちを引きずりすぎない一つの方法として

実践を用いながら行うプログラムです。

そもそも”リフレーミング”とは

“frame”(フレーム、枠組み)を”re”(改める、変える)ことを指しています。

例えば、「携帯電話が壊れてしまった」とします。

そうすると『なんで壊してしまったか悔やむ、落ち込む』 などの思考が思いつくと思います。

人間だれしも落ち込んだりすることはあると思いますが、それが継続して心に影響をあたえてしまって、リフレッシュなどの活動が楽しくなかったりすることもあります。そんなときはこのリフレーミングが有効です。

ここでは例として『ちょうどバッテリーも持たなくなってきたし、買い替え時かも』と捉えてみます。そうすると同じ携帯がこわれたでも気持ちに変化がありませんか?

このように見方を変えることによって気持ちが下がり過ぎないようにする工夫の一つがリフレーミングです。

■リフレーミングのコツ

①感情に焦点を向ける

…「 怒り」があるということは反対に「誇りを持っているから」とも捉えられます。また「悲しい」という気持ちは「大切にしている」からこそでてきている感情と捉えることもできます。このように感情がでている背景を考えてみるとマイナスだけに落ち込み過ぎず、肯定的に感じることもできるようになります。

②学んだこと等に焦点を当ててみる

… 「失敗」をしてしまった場合などで考えると、「〇〇せずにこれをやると失敗につながるんだな」「これは向いてないということに気づけたな」などのようにそこから学べたことに焦点をあててみることもリフレーミングの一つの手法です。

※リフレーミングの注意点

リフレーミングは見方を変える技法のひとつなので、かならずしも内容がポジティブになるわけではありません。自分の納得感があるかどうかというのが重要なポイントです。よくある短所は長所でもあると言いますが、納得できないことありませんか?自分の言葉で自分で納得できているかが大事な技法です。

■リウェルでは…?

日常のちょっとした出来事もリフレーミングを取り入れると違った見方で捉えられるようになります。リウェルではそれぞれみなさんにリフレーミングしたい事柄を出し合ってみなさんでリフレーミングしてみるなどのグループワークを行ったりして、色んな人の視点を取り入れてもらっています。

リウェルでは今後、施設のプログラム紹介や今回のようなイベントの実施を公式HPcolumnに投稿していきます。実際の施設の中の取り組みを簡単に知ることができますので、ぜひぜひご覧くださいませ!

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